軍人将棋協会開発ブログ

軍人将棋協会(https://gunjinshogi.com/)の開発に関する記事を投稿します

脱初心者の手引 ~対戦の心がけ、駒の使い方、初期配置例~

今回は軍人将棋のルールは覚えたけれど、なかなか勝てないといった方向けに脱初心者への手引きについて書いていこうと思います。
軍人将棋は一言で言えば情報戦です。
情報戦を制する鉄則は、「情報を漏らさず情報を得る」ことに尽きます。
そのために簡単にできる3つの心がけがあります。

対戦の心がけ

1. 駒を無駄遣いしない
どうしてもルールになじんでいないうちは局面をスッキリさせるために弱い駒を次々にぶつけて自駒を減らしてしまいますが、弱い駒にも使い道はあります。また、たとえ弱い駒でも対戦相手にはそれが分かりません。ただそこにあるだけでも相手を警戒させ、動きを制限させることが出来ます。
2. 移動力の高い駒も一マスずつ動かす
飛行機は一気に敵陣を攻撃することが出来ますが、うかつに飛ばすと飛行機だとばれてしまい、将官に刈られてしまいます。特に序盤はあえて一マスずつ動かし、相手に情報を与えないようにしましょう。
3. 駒の位置と動きを覚えておく
なるべく相手の重要な駒の位置や枚数を覚えておきましょう。初めのうちは大変かと思うので将官だけでも気にするようにすると良いでしょう。また、動きの有無も重要です。終盤まで一度も動いていない駒は軍旗か地雷の可能性が高くなります。

それぞれの駒の使い方

駒にはそれぞれ大まかな役割が有ります

将官
2:1 で守備寄りに。地雷やスパイにやられた場合の損失が大きいので、攻めに使うときはヒコーキや工兵と組み合わせて使う感じで。最悪でも相打ち、タダでやられてはいけません。
佐官
全て自陣に。佐官は強い駒ではありませんが、総司令部を占領できるので終盤まで守る必要があります。最終的に将官は相打ちで居なくなりがちです。
尉官、騎兵
弱い駒ですが、使い道は多いです。自陣に来た敵の駒がスパイではないかを調べたり、終盤に敵の総司令部周辺の地雷を踏ませることが出来ます。無駄遣いしてはいけません。
軍旗
なるべく将官や飛行機の前に置いて使いたいところ。相手の大将を軍旗で相殺できれば殆ど勝ちです。
地雷
上級者の将官が地雷を踏むことはありませんが、その他の駒を地雷に見せかけることで相手の動きを大きく制限することが出来ます。一般的にどこに置くかは難しい問題です。メタれる場合はそうした方が良いでしょう。
飛行機
攻撃と防御に一枚ずつ。攻守どちらにも使える有用な駒です。序盤は1マスずつ動かして、ここぞと言うときに大飛行しましょう。
タンク
難しい駒。強いですが、弱点も多くやられやすいです。序盤に使わず、終盤強い駒が少なくなってきたときに敵陣の掃除に使うのがいいかもしれません。
工兵
地雷とタンクに勝てる強力な駒。タンクを見分けるのは難しいですが、終盤の占領前に総司令部周辺の地雷除去に役立ちます。移動の早さも魅力的。
スパイ
まさにジョーカー。大将を刈れればほぼ勝ちです。敵の駒に無条件でやられてはいけません。中将の近くに配置するとシナジーがあります。

見本盤面

勝率が八割を超えた盤面を公開します。
といっても軍人将棋はメタられると勝つことは難しいので、このまま使えるわけではないのですが、参考にしていただければと思います。
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左側は基本的に専守防衛です。中将で固めて相手の駒を消耗させます。大将、中将以外の駒には突破されません。
倒された場合は即ち大将なので、後ろのスパイで大将を刈り、一気に優勢を築けます。
相打ちの場合は横の少将が役割を引き継ぎます。
実践的には隙を見て中将とスパイを一つずつ前に動かし相手にプレッシャーをかけることも多いです。
逆に決まった攻撃パターンといったものはなく、かなり臨機応変にしています。
配置も特に攻撃的、と言うわけではなく、カウンター狙いの盤面と言えるかもしれません。
これは情報が少ない内に動くのは得策ではないとの考えからこうなっています。


軍人将棋は将棋、麻雀などと違い殆ど定跡が整備されていません。
面白い戦法や記事などありましたらぜひ教えて下さい。